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遊びが学びに変わる!こどもの新生活準備に役立つ生活習慣

もうすぐ春休みが明け、新学期のスタート!
早寝早起きやお片付け、毎日のリズムなど、新生活をはじめる今だから整えておきたい生活習慣の身に着け方をご紹介します✨
 

ワクワクとちょっぴり不安な新生活。その準備は、早いうちから親子で楽しく取り組みたいもの。
進学や入園を控えたお子さまを持つ親御さんなら、特に気になるのが「生活習慣」ですよね。

「うちの子、ちゃんとできるかしら…」そんな不安を抱えている方もいるかもしれません。 
でも、大丈夫!生活習慣は、毎日の積み重ねで身につくもの。早いうちから遊びを通して、楽しみながら習慣づけていくことが重要です。

なぜ、幼児期から「生活習慣」が大切なの?
生活習慣は、単に日常生活を送るためのスキルではありません。幼児期に生活習慣を身につけることは、子どもの健やかな成長を促すための土台づくり。
規則正しい生活習慣は、心身の安定、集中力や忍耐力の向上に影響すると考えられています。また、身の回りのことを自分でできるようになると、自己肯定感や自立心を育むことにもつながります。
将来、子どもが社会で自信を持って生きていくために、幼児期からの生活習慣はとても大切です。

遊びを取り入れるメリットとは?
「遊び」は、子どもにとって最も自然な学びの形。楽しい遊びのなかで、子どもたちは自然と意欲や集中力を発揮するものです。
生活習慣を「やらされている」と感じるのではなく、「楽しい!」と感じながら取り組むことで、無理なく習慣化していくことが期待できます。
笑顔と褒め言葉で、子どもの「できた!」をたくさん増やしてあげましょう。 

親御さんの心構え:笑顔と褒め言葉が成功のカギ
生活習慣の習得には、親御さんの笑顔と褒め言葉が不可欠。
子どもは、親に認められたい、喜んでもらいたいという気持ちを持っているもの。
「上手にできたね!」「すごいね!」と、できたことを具体的に褒めてあげることで、子どものやる気を引き出し、自己肯定感を高めることができます。

 

1歳頃は、歩くことや言葉が出始めるなど、目覚ましい成長を遂げる時期。
この時期の生活習慣は、親が優しく教えながら、一緒に楽しむことがポイントです。「できた!」という喜びを積み重ねることで、自然と生活習慣を身につけていくことができます。

お片付け:おもちゃ箱は「宝箱」!楽しくお片付け競争
おもちゃの片付けは、1歳児にとって初めての「責任」を経験する大切な機会。
おもちゃ箱を「宝箱」に見立て、「さあ、宝箱にお宝をしまおう!」と声をかけながら、一緒におもちゃを片付けるゲームをしてみましょう。遊び感覚で競争を取り入れるのも効果的です。
「よーいドン!で、どちらが早くお片付けできるかな?」と、親子で競争しながら楽しく片付けてみてはいかがでしょう。
無理強いするのではなく、子どもが自発的に「やってみたい!」と思えるように促すことが重要です。

着替え:「どっちがいいかな?」自分で選ぶ楽しさを
自分で服を選べるようになると、子どもの「自立心」を育むことにつながります。
朝、着替える際に「今日はどっちの服がいいかな?」と、2~3着の選択肢を子どもに提示してみましょう。自分で選んだという達成感を味わうことで、着替えに対する意欲を高めることができます。
 

2~3歳になると、自我が芽生え、自分の意思で行動したがるように。
イヤイヤ期」と呼ばれる反抗期を迎える子どももいるでしょう。この時期は、子どものチャレンジ精神を育む遊びを取り入れながら、生活習慣を身につけていくことが重要です。 

食事:お手伝いを通して「食べること」への興味を育む
食事の準備を手伝ってもらうことは、「食べること」への興味関心を高め、食育にもつながるいい機会。たとえば、2歳児であれば、レタスやキャベツを手でちぎったり、お皿をテーブルに並べたりするお手伝いから始めてみましょう。
3歳児になると、スプーンやお箸を使って盛り付けに挑戦することもできます。年齢に合わせたお手伝いをさせてみましょう。「自分で作った」という達成感を味わうことで、食事をより一層楽しむことができるはず。

歯磨き:歯磨きヒーローに変身!ゴシゴシ退治大作戦
歯磨きは、毎日続けることが大切な習慣。子どもが歯磨きを嫌がる場合は、遊び感覚で取り組めるように工夫してみましょう。

 

お口の中にいるバイキンをやっつけるぞ!」と、歯ブラシを武器に見立てて、ゴシゴシと歯を磨く「歯磨きヒーローごっこ」は、楽しく歯磨き習慣を身につけるための有効な方法です。歯磨き粉の味や香りを子どもが好むものに変えてみるのもひとつの工夫です。

トイレトレーニング:おまるに「おしっこモンスター」を封印だ!
トイレトレーニングは、焦らず子どものペースに合わせて進めることが大切です。
トイレに行くのを嫌がる場合は、おまるを「おしっこモンスター」を封印する特別な場所に見立ててみましょう。
成功したら「おしっこモンスター」をやっつけた!と、たくさん褒めてあげましょう。
トイレトレーニング用の絵本を読み聞かせたり、成功体験を積み重ねられるような工夫をしたりすることで、スムーズに進めやすくなります。

4~5歳になると、周囲の状況を理解し、周りの人と協力できるようになる時期。
小学校入学に向けて、より自立した生活を送れるよう、積極的に役割を与え、責任感を育むことが大切です。
ここでも遊びを通して、楽しみながら「自分でできる」喜びを体験させてあげましょう。 

早寝早起き:寝る前の絵本タイムで心地いい眠りを誘う
規則正しい睡眠習慣は、心身の安定に欠かせないもの。
「寝る子は育つ」と言われるように、4~5歳頃は、成長ホルモンの分泌が活発になる時間帯に睡眠をとることが重要とされています。
就寝前に、親子で一緒に絵本を読む習慣をつけると、自然と眠るための準備ができます。  静かで落ち着いた時間を過ごすことで、心も体もリラックス。
毎日、同じ時間に寝起きする習慣をつけることで、体内時計が整い、成長ホルモンの分泌を促し、質の高い睡眠を促すことが期待できるでしょう。 

お手伝い:「ありがとう」がうれしい!役割分担で責任感を育む
お手伝いは、子どもの「役に立ちたい」という気持ちを満たし、責任感を育むための絶好の機会。
テーブル拭きや洗濯物の整理など、年齢や発達段階に合わせて、できることを少しずつ任せてみましょう。
「ありがとう」「助かったよ」と感謝の言葉を伝えることで、子どもは「役に立った」という喜びを感じ、自信をつけることができます。
 

新生活は、子どもにとって大きな成長のチャンス。
新しい環境に飛び込む不安を、ワクワクする気持ちに変えてあげられるのは、親御さんの温かいサポートがあってこそ。
遊びを通して、楽しみながら生活習慣を身につけることで、子どもは「自分でできる」喜びを感じ、自信をつけていくことができます。
親子の絆を深めながら、新生活を笑顔で迎えられるように、ぜひ今日から遊びを取り入れた生活習慣づくりを始めてみませんか。

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